九州片田舎でホームエデュケーション★あここママ日誌

息子は小3のはじめ、担任との出来事をきっかけに不登校に。そして学校教育という枠の中で学ぶことが合わないと自らホームエデュケーション選択しました。ホームエデュケーションの日々、感じたこと、その他綴ってます。

不登校の転校と新学期

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一年半の宮崎県での実家生活を終え、名残惜しく寂しい春でした。 
2度目の実家生活となった最初の頃、不本意で受け入れられないスタート、そして周囲の理解が乏しかった当時は私にとって針のむしろでした。

それがいつの間にか周囲の理解も深まり、気がついたら居心地がよく、住めば都になっていました。たくさんの楽しみも見つけ、去りがたくなり、なかなか受け入れきれないままタイムリミットを迎え、引っ越しとなりました。

4月、ついに生活拠点を戻し、今度は大分県内のとある町の新しい学校にて新学期を迎えました。

息子は九州片田舎で不登校になり、只今ホームエデュケーションを選択中。
ホームエデュケーションママあここです。 

我が家は熊本県と大分県の2つの住所を使え、以前は熊本県に置いていましたが、学校事情により今度は大分県に住民票を置きました。 

前日に学校から電話があり、始業式にはぜひ顔出しに来るよう言われ、 

初めての学校に朝8時半に行き、始業式に出るというのは息子にとってはかなりのハードル。 

本人に話をすると初日顔出しにだけは行く気にはなっているものの、当日はほんとに大丈夫か?と 母の私がドキドキしてあまり眠れず、当日朝も食事が喉を通らないほど緊張してました。 

実家生活時代は学校まで歩いて数分でしたが、こちらは何せ学校が遠く、片道18キロ、30分弱の道のりです。 

しかも、こんな樹海のような森の中を延々と走るルートです。

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時間が迫ってもなかなか起きない息子、

不登校の転校は大変、それにまだ縁もゆかりもない土地の学校、やっぱり息子だけ実家に置いて卒業まで慣れた学校に在籍させてもらった方がよかった。。。

という思いがわいてきたり、私自身が泣きそうになっていました。

何とか起きてくれて、始業式開始に間に合う時間に到着、しかし、本人車から降りることができず。 

とりあえず私だけ学校に行き、事情を話すと、全員の前が無理だったら、校長室で待ってもらい、後で教室に顔を出すだけでもいい、とのことだったので、始業式の間校長室で待たせてもらうことに。 

その間二人で、校長室に飾ってあるくじゅう連山の山々の大きな図を見て、以前登った山はこれだったよね、と話しているうちに息子も少しずつ落ち着いてきて、 

始業式が終わると校長室に戻ってきた転校生が、初対面だけど息子に「男なん?女かと思った!」と、そこから二人で面白いやりとりが始まり、見ていた先生も「なんか君たちイイ感じだね!」と、そして息子もほぐれたところで、 

担任の先生が迎えに来た。 

年齢は聞いていないけれど、まだ30代前半くらいに見える、背が高くさわやかな、私的にはイケメンの男性の先生。

「今から教室に行ってみる?無理だったらいいよ。とりあえず行ってみて、無理な時は出ても大丈夫だからね。」 

と、子ども目線で優しい声掛け。そう言われたら息子、警戒せずにすんなり教室に上がった。すごい、いつもは先生に対して警戒しまくりなのに。それに、こんな優しい声掛けしてくれる先生に初めて出逢った。 

教室に上がると、恥ずかしがって自己紹介をしたがらなかったけど、先生が代わりにしてくれて、椅子には座らずしばらく教室の様子を見ていたけれど、 

本人が「もうギブアップ!」と、教室を出た。 

とりあえず、初日に出てきて、教室に入れたので良しとしよう。ということでその日は帰りました。 

翌日学校に行った時、校長先生と担任の先生と話をし、担任の先生も「(息子)の気持ち第一にいきましょう」と、校長先生も「この学校にも色々な子どもがいるので多様な子どもに対応することができます」と。 

転入の際に行った町役場の教育委員会でも、担当の方が「息子さんの気持ちを一番に考えていきましょう。」と。 

これまでがそうでなかったから、学校、教育委員会に対して構えていましたが、構えなくて大丈夫なのだ、と肩の力を抜いて一安心。 

息子は熊本県、宮崎県、そして今回は大分県と、すでに3県の学校に在籍することになりますが、ここには以前通った学校では一度も感じたことのない、教育機会確保法は周知されているという実感がありました。 

これまで学校に関しては色々あったので、学校や先生に対して敏感にセンサーが働きますが、今回の学校は同じ公立学校でものびのびとした雰囲気、先生方が児童目線で優しい。 

これまで息子があたってきたのはピシピシ!と集団の枠に無理矢理入れ込む、という雰囲気の園、学校、先生がほとんどでした。1年生からこんな学校に通っていれば、ここまで学校嫌いにならなかったかもしれない、と思いました。 

今の学校が現代なら、以前通った学校でのほんの1~2年前の出来事、対応が数十年前の遠い時代に思えるような感覚でした。

家から遠い学校だけど、選んでよかった、
ひとつ未知の世界に思いきって踏み込んでみたら、安心のスタートとなりました。 

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