九州片田舎でホームエデュケーション★あここママ日誌

息子は小3のはじめ、担任との出来事をきっかけに不登校に。そして学校教育という枠の中で学ぶことが合わないと自らホームエデュケーション選択しました。ホームエデュケーションの日々、感じたこと、その他綴ってます。

いつもの部屋を離れ非日常を味わう旅へ

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 息子と共に非日常を味わう旅に行ってきました。息子は元々エネルギッシュで幼少期は私の方があちこち連れ出されていましたが、小3で不登校になった頃からコンクリートづくりの都会に連れて行けば息を切らし、「帰る!」とパニックになっていました。

 

自家用車で移動すれば密室に耐えられず、すぐに息が苦しいと雨の日でも、厳しい寒さの非も窓を開けないと車に乗れず、とても公共交通機関の移動など無理、都会にも連れ出せる状態ではありませんでした。

 

本人も、森の中に居たい、都会には絶対に行きたくない、と言っていました。

 

そして、ゲームがないと落ち着かない、という状態でした。

 

しかし最近、ゲームから離れる時間も増え、少しずつ長距離移動をしたり、都会に行っても楽しめるようになってきて、私と一緒に旅に出たいと言うようになったのです。

 

そこで今回、ほとんど家から出ない、ひきこもっている彼に「外の世界もいい」というきっかけになれば、また、いつもと違う世界を見ることで、インスピレーションや何らかの気づきを得られるはず、と短い旅を企画しました。

 

テーマは「非日常を体験する旅」

 

息子は九州片田舎で不登校になり、只今ホームエデュケーションを選択中。
ホームエデュケーションママあここです。 

  

先月は娘と二人きり、今月は息子と二人きり、という別々、行き先は同じ博多ですが、目的と内容が違うためです。

 

息子の体験するルートは深夜出発、早朝到着の夜行バス、ネカフェなど、6歳娘にはちょっと早い。

 

さて、ワクワクして当日、出発の夜を迎えました。

 

やはり非日常を体験するのにお勧めなのは夜行バス。私が昨年秋から大学の福岡スクーリングで利用した宮崎・延岡~福岡 夜行便に乗りました。

 

この夜行バスの旅が、ママである私自身が 非日常 を体験し、自分の中で何かが大きく変わるきっかけになったのです。

 

さて、バスは密室、車に乗ると水槽の水がない魚のように窒息しそうになる彼が耐えられるのか?チャレンジでした。

 

このバス、延岡駅前を発車するのは0時42分ととても遅いんです。夜型の彼にはもってこい。保護者同伴ですから!

 

真夜中の駅こそ 非日常。

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さて、定刻通り宮崎交通便の福岡行きの夜行バスがやって来ました。
何だかワクワクする瞬間です。

 

今や九州島内で夜行バスは珍しいと思います。陸の孤島 宮崎県だからこそ体験できる旅です。

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乗車後、すぐに用意した音楽を聴きはじめる彼。

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さて、延岡駅で消灯になった夜行バスは車内真っ暗となり、しばらくすると東九州自動車道を走りはじめました。

 

空気や空間に敏感な彼が大丈夫かなぁ?としばらく心配でしたが平気で、窓のカーテンから外を覗いていました。彼にとってとてもワクワクして楽しい時間だったそうです。

 

最高の非日常的時間です。

 

私がはじめて夜行バスに乗車した時は、真っ暗闇に驚き、閉所恐怖症に怯えたものです(笑)

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しばらく私に小声で話しかけてきたり、起きていましたがそのうち彼は寝てしまっていました。

 

そして、眠れなくなってしまった私。

 

ついにバスは目的地博多に到着。到着したのは予定より早く6:30頃、まだ真っ暗です。

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博多バスターミナルに到着する頃、まだ爆睡している彼を起こすと、すんなりと起き、バスを降りるとスッキリとした顔で歩きはじめました。

 

日常ではありえないなぁ、さすが 非日常の旅!

 

本人いわく、「何も予定がなければ起きないけど、予定がある時はちゃんと起きるよ!」と。

 

なるほど、小さい頃から園や学校は「予定」じゃなかったわけだね(笑)

 

さて、到着が早すぎて時間が有り余っているので、まずはネカフェ体験。ここも保護者同伴でOKです!

 

ここも、暗くて狭く、禁煙でもどこからともなくたばこの臭いがしたり、私は初めて来た時は苦手で、彼は大丈夫か心配しましたが、ドリンクが無料、に感激して、横になれるし、すっかりお気に入りに。

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今回、いつも窒息しそうな彼のために用意した、携帯できるマイナスイオン空気清浄機。あまり必要なかったようです。

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少し休んだら、目的地へ。

 

日頃は田舎で車移動ばかりの生活、初の地下鉄を体験し、とても新鮮だったようです。まだお店がオープンしていない朝の天神地下街を歩き、七隈線乗り場に向かいます。

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そして、地下鉄を乗り継いで来たのは六本松にある福岡市科学館。今回の目的地です。

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ここはたくさんのハイテク技術コンテンツで遊ぶことができます。宇宙をはじめサイエンス好きには最高の遊び場です。彼はチリを集めて惑星をつくるのに夢中。

 

そして、あまり誰でもやりたがらないグルグル回される無重力体験もへっちゃらと2回体験。私がやったら多分ヘロヘロ、吐きます。

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そして、ここに来る楽しみだったプラネタリウム ドームシアター。アロマが香り、リクライニングする椅子がとても座り心地よく、最高の癒し空間です。

 

星空の解説、そして平原綾香 いのちの星のうた ストーリーを観ました。

 

本物の星空を見て、宇宙空間に居るような気になる素晴らしいドームシアターでした。

 

驚いたのは星空解説の時、息子が次々と難しい星の名前を知っていること。
さすが、ユニバースサンドボックスという宇宙シュミレーションゲームをしていただけあります。

 

ここは、大人のデートにもお勧め。

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そして、福岡市科学館を楽しんだ後は、日常と違い足がクタクタになるほど歩いて、博多駅に戻りました。

 

日頃、運動不足の彼にとってかなり長くて厳しい徒歩だったようです。

 

しかし、「少しのストレスは我慢する。少しのストレスは人を強くしてくれるから。」と頑張って歩く彼でした。

 

午後になり、帰りの地下鉄も駅構内もたくさんの人で溢れ、人混みでしたが、人混み嫌いの彼、これも大丈夫。

 

彼の体力を考え、15時前のJRで帰路へ。

 

まずはソニック大分駅まで2時間。

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軽快なスピードで走るソニックの車内で私は爆睡。
息子が持ってきた毛布を掛けてくれて、「ゆっくり寝てていいよ」と。

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大分駅からはにちりんに乗り換え、延岡へ約2時間半。

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息子は到着までグッスリ。

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旅はあっという間に終わってしまいましたが、思っていた通り、息子はたくさんのインスピレーション、刺激を得て、「楽しかった!また旅がしたい!」と言ってます。

 

非日常の旅は日常ではあまり見えない子どもの成長を感じることもできます。

 

こんな大人びた面もあるんだな、

こんなに気をつかっているんだな、

こんなに思いやりがあるんだな、

やるじゃん!

できるじゃん!

なかなかいい感じに育ってる!

大丈夫!

と。

 

皆さんもぜひ、親子で非日常の旅へ!