この時期、小学校で文集作成に入るため、担任の先生から作文などの素材を求められます。しかし、学校に通っている小学生という枠からは大きく外れた道を歩んでいる息子です。
昨年はまだ別室登校しながら書いた火山などの研究を載せてもらいましたが、今年は。。。悩みました。
彼の研究してることは今やほとんどPCの中。マイクラやその他のクリエイトツールには溢れているようです。なかなか説明しがたい内容です。
とりあえず、本人がやる気になっている時を狙い、作文を作ってみることにしました。
息子は九州片田舎で不登校になり、只今ホームエデュケーションを選択中。
ホームエデュケーションママあここです。
短くポエム風ですが、とり急ぎこんな風に仕上がりました。これ以上は無理でした。
不登校の自分
僕は不登校になった頃、毎日闇の森にいるような感覚だった。
眠れなかったし、つらくなって、頭の中が整理できなくなると悪夢を創り出し、悪夢をよく見た。
そんな時、無駄な記憶は消した方がいい。
よいことに目を向けた方がいい。
とにかく明るいことを考える。
目当てになるようなことを考える。
自分をサポートしてくれるような記憶を使う。
そうすると少し先に進む。
最後は真っ暗なトンネルを抜けて、明るいきれいな景色が待っている。
僕は同じ不登校の仲間ができて助かった。
今は少し楽になったと思う。
僕は人に教えてもらうだけでなくて、自分で学ぶことが大切だと思う。それは自分の実力になる。
今は自分で学びたいことを自分から学んでいる。
(追記)この文章は学校側から、精神年齢が高い文章で!?同学年、低学年の子ども達にわかりにくい、と話があり、文集には載せないことになりました。学校だから、仕方ないです。
息子は先日、こんなことを語っていました。
不登校になった頃は気分が最悪で、イライラして、殺したい気分になった。
でも、それは絶対にしていけないことだから、抑えた。
(世間の少年犯罪で)彼らがなぜそういう風になったのか僕にはわかる気がした。
僕はゲームの中で発散していたけど。
(以前の学校で)先生が家に訪ねてくるのもすごいストレスだった。
最初の頃、あここも僕を学校に行かせようとしてたでしょ。
でも今はだいぶ気持ちがラクになったよ。
ごめんよ、当時は私も、周囲の人との板挟みに耐えきれず、行かせようとしていたかも。当時は私自身がブレていたから。
でも、キミを通して、ブレない自分になる覚悟ができた。
行動が乱暴になる、というのはよくある話。
どうしてそうなるか、は息子の言うことそのものなのかもしれません。