2学期の終業式に息子の荷物を持ち帰り、しみじみと眺めた絵。すごいマグマが噴出してますね、その横にはなぜか核爆弾のきのこ雲。昨年、3年生の夏の終わりに転校してきた時、理解ある校長先生が息子に特別メニューで研究してきたことをアウトプットさせました。
そこでひたすら書いていたのがまず、火山と核兵器のこと。
その頃、息子の精神状態は決していいものではありませんでした。
それまでにいた学校で起きた先生との問題で、息子はひどい学校&先生不信になっていました。
転校してしばらくすると、学校に来ると落ち着かず、同伴登校しても私から離れなかったり、私のまわりをグルグルとまわりだしたり、先生の呼びかけには一切応じなかったり、
「学校に置いていくなら校舎から飛び降りる」と言ったり。。。色々と大変でした。
息子は九州片田舎で不登校になり、只今ホームエデュケーションを選択中。
ホームエデュケーションママあここです。
これも、ワナワナとたまったマグマが真っ黒な黒煙を上げて噴火
これは真っ黒
こんな感じで、火山の名前やVEI(火山の爆発の大きさの指標である火山爆発指数)についてダイナミックに描いています。
そして、核兵器についても、画用紙をつなげて冊子のように描いています。
このような破壊的な内容にも すごいね! シールをくださった先生。
1年が経過した今は、火山、核兵器にはもう関心がありません。
今はほとんどPCのキーボードを使っていますが、当時は絵や文字をこんな風に書いていたんだなぁと。
そして、宇宙のこと、これは今も好きで。
これは太陽のように熱い星についてなのかな。
そして、最後はマイクラ。
なかなか面白いデザインです。
今、しみじみとこの絵をみて、当時の息子の状況を思い出し、
大きな熱いマグマがたまって激しく噴き出す、
世界を破滅させるような大きな破壊力のある核兵器、
近づくと溶かされてしまうような熱い熱い星、
当時の彼の心理がよく表れていて、かなりSOSな状況だった、いうのが読み取れます。
大学で精神分析という科目も学んでいますが、こういった児童の絵を分析することも興味深いです。
当時は「よい研究だ」と漠然と見ていた私でした。
描くこと、表現することでカタルシス(浄化)にもなっていたことでしょう。