九州片田舎でホームエデュケーション★あここママ日誌

息子は小3のはじめ、担任との出来事をきっかけに不登校に。そして学校教育という枠の中で学ぶことが合わないと自らホームエデュケーション選択しました。ホームエデュケーションの日々、感じたこと、その他綴ってます。

2018忘備録・大学スクーリング博多へ①強迫性障害と逆母子分離不安

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わたくし、40を過ぎていますが何を隠そう身分は女子大生でもあります。
大手前大学通信教育課程にて、心理学を学んでいます。2018年4月に三年次編入しました。ひとまずは認定心理士の資格取得と、4年制大学卒業を目指し学業に励んでいます。

 

 上には臨床心理士、公認心理士、などの上級資格がありますが、心理学を公的に、専門の仕事にするには大学卒業程度ではなかなかで、もっと先が長い道のりになります。が、それはさておき。

 

そこで、単位取得のため、最低限のスクーリングを受講しなければなりません。

 

関西の大学ですが、心理学実験演習A、Bのみ博多(福岡)の会場で受けられるということで、履修申し込みをしました。

 

息子は九州片田舎で不登校になり、只今ホームエデュケーションを選択中。
ホームエデュケーションママあここです。  

 

息子が学校に通わなくなってから、母である私はほとんど外に出ることがありませんでした。

 

外に出るといっても、近場での買い出しと、週末に本拠地である阿蘇くじゅうを行ったり来たりするくらい。

 

友達とお茶をする余裕もなく、一人宿泊で出かける、なんて考えられないことでした。

 

子ども達のために私は外に出てはいけない、と思っていました。

 

今回の福岡スクーリングに行かなければ単位取得ができない。

 

ということで、そんな私に一人宿泊で遠出するというチャンスが巡ってきました。

 

 

 

現在住んでいるのは宮崎県延岡市

 

数年前にようやく東九州自動車道が全線開通したものの、博多にて午前9時10分から講義開始となると、その日の朝出るというわけにはいきません。

 

どのような交通手段でも、延岡~福岡への移動に4~5時間は必要です。

 

それだけ相変わらず九州の陸の孤島なのです。

 

そこで、移動手段を調べ、マッチしたのが宮崎・延岡~福岡 夜行便。

 

スクーリング1か月前に夜行バスと、宿泊予約のなかなかとれない週末福岡でゲストハウスを予約。

 

しかし、私はなかなか行くことに対して前向きになれなかったのです。

 

一番心配だったのは、10歳息子と5歳娘の母子分離不安。

 

それより、今思うと子ども達ではなく、私自身が子離れできなかったのです。

 

毎日、2人の子どもを両脇にして床につく生活、1人で寝るなど考えられなくなっていたのです。

 

そして、子ども達と離れると思うと、
南海トラフ巨大地震が来たらどうしよう、
バスが事故って死んだらどうしよう、
という強迫観念がよぎるのです。

 

一人遠出すると思うとそんな重度の強迫性障害!?と逆母子分離不安!?ともいいますか、私にとって大きな課題でした。

 

これは、おそらく子どもを守るための本能が強いからだと思っています。

 

スクーリングに行くのは3夜不在が2回、2夜不在が2回の計4回。

 

初回スクーリング日程が近づくほどに私は不安で行くことを億劫に感じていました。

 

しかし、スクーリング前日に5歳娘から意外なお手紙。
「ままスクーリングでいっぱいおべんきょうしてね」
そして、ママがいない日をスケジュール帳にしっかりチェックしている。

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ホームエデュケーション中の息子も、5歳娘も、快く私の背中を押してくれました。

 

事前に両親に子ども達を預かってもらう承諾を得て、父にはバス停(延岡駅前)までの送迎をお願いし、全てが整った上で、その日を迎えました。

 

2018年11月17日 福岡行き夜行バスが延岡駅前を出発するのは午前0時42分。

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真夜中の延岡駅

0時10分頃には送迎してもらい、屋内の待合のない寒々とした乗り場で待った上に、高速道が工事中でバスも遅れて到着。 

 

ようやく福岡行き西鉄高速バス便の夜行バスに乗り込み、初の夜行バスに乗り驚く。

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夜行バスの車内

 

車内はし~んとして他の乗客はすでに寝ている、
四方カーテンで覆われ真っ暗で閉塞感、
まるで一昔前のバスジャック事件を思い出す、
まるで輸送車のようだ、
どこを走っているのかもわからない、
何か起きたらどうなるのだろう、
トイレに行くにも真っ暗。。。

 

福岡に向かって高速道路を走りはじめた夜行バス、それでももう何回も行くのは無理、どうして子ども達に寂しい思いをさせてまで私は行くのだろう、と、私の腹はまだ決まっていなかったようです。

 

そして、もしもバスが無事に到着しなかったら。。。
もしも運転士さんが無呼吸症候群で倒れても誰も気づかないだろう。。。
(夜通し頑張る運転士さんスミマセン)

 

ひょっとして、私は日程を間違っているかもしれない。。。
もしもスクーリング会場に着いて休講だったらどうなるのだろう。。。
(そんなことないない!)

 

もし本当だったら えらいこっちゃ!

などと、しょうもない事ばかりが頭をよぎるのでした。

 

まるで強迫性障害、あきれるほどの想像力の豊かさです。

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そんなこんなで、気がつくと浅い眠りの中5時になり、大分自動車道 井上パーキングでの開放休憩。福岡へもあとちょっとの道のり。

 

ちなみに、福岡~延岡を結ぶ高速バスは昼間は西回りで熊本県経由ですが、夜行便は東九州自動車道大分自動車道を経由し、途中長時間停車する時間を除くと、実質4時間弱で結んでいます。

 

そして、まだ暗い6時台に、無事に博多バスターミナルに到着。

 

到着後は時間つぶしの場所としてリサーチしていた、バスターミナル内のネカフェ(ポパイ)にて足を延ばして休憩。禁煙でもたばこの臭いが気になる初ネカフェにも慣れず。。。

 

睡眠時間は足りぬまま、スクーリング会場へ。

 

ロビーで同じ受講生の方と話して、ホッ。

 

無事、初のスクーリングが始まりました。

 

最初に自己紹介、11名でしたが、うち10名は女性。
見た感じ、40代が最も多い!?といった感じでした。
皆さん、九州沖縄各県から、最も多かったのが熊本の方、職業は様々でした。

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 この2日間の心理学実験演習Aは

●錯視実験(ミュラーリヤー)
●TEGⅡエゴグラム質問紙法
●投影法の基礎

について学びました。初日は睡眠不足のため、眠気が襲ってきて大変。

 

心理学とはまずは自分を知ること。
エゴグラム自己分析では、自分の気づかない自分を知ることができました。
あくまでも傾向であり、参考として。
しかし、自分を知ることというのは本当に大事で、知るだけで変わることがあります。

 

私は、このエゴグラムではっきりと自分の意見を言う、ということができていないことに改めて気づき、意識することでその後自分自身が変容したことに気づきました。

 

初日夜は春吉にあるゲストハウスJikkaへ。そこでまた初のゲストハウス。
オーナーさんが素敵な女性の方で、清潔で、とても居心地のよいゲストハウスでした。

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ぐっすりと眠れ、清々しくスクーリング2日目を迎え、素晴らしい師、共に学ぶ学友と出逢え、午前9時10分から午後18時という長丁場もちっとも長く感じず、内容も難しいよりも面白く、無事に終了。

 

最後は帰りの夜行バス出発時間23時15分までどう過ごすかが課題でしたが、足が痛くなるまで駅ビルを散策し、最後はネカフェ、あっという間に時間。

 

田舎の23時前は暗闇ですが、光の街博多のイルミネーションでいつまでも大賑わい。

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行きに恐怖を感じた夜行バスも、帰りは快適に過ごせました。
帰りは宮崎交通便、新車でした。

 

帰りの夜行バスは午前5時17分、延岡駅に到着。
冬のこの時間はまだ真っ暗。

 

遠出して、3夜ひとりで寝れた~。1人は身軽で、最高に楽しかった~!!
行く前の逆母子分離不安はどこへやら。

 

行って帰って来れた、子ども達と離れられた、という自信に満ちていました。

 

もちろん、子ども達は元気に帰りを待っていてくれました。
みてくれた母も、困ることがなかったと。

 

これまで思いきった行動をするにもできず、「子どもがいるからできない」「子どもが私がいないとダメだから」と言い訳のように思いこんでいました。

 

全ては私の中にあった幻想だったことに気づいた夜明けでした。

 

②につづく。